前回の続きで猫を飼う時の注意点についての記事になります。
前半の記事はこちらから⇒猫を飼う時の注意点!!(前編)
人間の赤ちゃんでもありますが、そんなものを口に入れてしまったの!?とびっくりすることがありますが、そのことはペットにも当てはまります。
大事な家族になるので大惨事を避けるために事前にどんな危険が潜んでいるか知っていることは大切です。
では一緒に見てみましょう。
誤って口にしてしまうと危険なもの。
煙草はすべての生き物に害があります。
ニコチンを誤って摂ってしまうと生死にかかわります。
灰皿の中に吸殻をいれたたままにしたり、煙草の箱を置いておくのも誤飲の要因になります。
また副流煙ということばも良く効きますがペットにとってもやはり体には良くありません。
ぜひ一緒に住む猫ちゃんのために家の中から一掃しましょう。
また危険物として挙げるならば「ひも状の異物」を飲み込むと危険です。
釣り糸や、毛糸、輪ゴムなど飲み込んでしまったら腸管に引っ掛かり最悪手術となる場合もあります。
ですから何かケースの中に入れるなどして猫の手に届かないようにしまっておきましょう。
いつも机の上にでているティッシュも、もし大量に飲み込んでしまったら消化されず腸閉塞などの原因になってしまうので気を付けてください。
ケーブル類は最初のうちからかまないようにしつけておきましょう。
もし噛み切ってしまって中の金属コードに触れてしまったら感電してしまいます。
十分注意しましょう。
乾電池やボタン電池を誤飲したという報告も上がっています。
うそのような話ですが電池が消化管内にとどまると、電流が流れ出て消化管に穴があくということです。
必ず安全なところに保管しましょう。
アクセサリーや小物、また小さな文房具などが机の上や床に無造作におかれていると、おもちゃにしたりして間違って飲み込むことがあります。
先がとがっているものだと消化器官を気付付けるおそれもあるため引き出しの中やケースのなかにきちんとしまっておきましょう。
食べてはいけない食物
うっかりかわいくてあげてしまったけど、それは猫にとっては毒だったということもあります。
有名なのは玉ねぎ、ネギ、にんにくですね。中毒をおこして重度の貧血状態になり死亡するケースもあります。
加熱しても成分は変わらないので避けてください。
すべてのペットにあてはまるわけではないですが、食べて死亡したという報告がでているので安全を考えてあげましょう。
そのほかに、チョコレート、甘いお菓子類、カフェイン、アルコール飲料、ぶどう・レーズン、アワビ・サザエ、生卵、生の豚肉、イカ・スルメ、香辛料、アボカド、大量のレバー、人が食べる塩分の強いもの、人間用の牛乳などです。
あげてみるとたくさんありますが、可愛さからうっかりあげてしまわないようにしましょう。
キャットフードは完全食?!
たしかにキャットフードは猫が必要とする栄養を考えて作られたものなのでよいといえるでしょう。
ただ毎日食べるものですから、体に良いものを選びたいですね。
原材料の先頭に書いてあるものはなんですか?猫は肉食動物なので「肉」と書いてあるのがお薦めです。
多くのキャットフードは穀物を主要原料にしていますが、肉食動物は穀物の消化が苦手なため、多くを摂取するとかえって負担になってしまいます。
ただものによっては危険な肉を使っている場合もあるのでよく表記をみて選ぶようにしましょう。
また添加物も気にして見てください。長期で食べていると必ず健康に影響をあたえます。
自分で作ることもできますが、コスト、時間、労力を考えると、良く調べ賢く安全なキャットフードを見つけられれば猫ちゃんにとっても飼い主さんにとってもベストですね。
このようにペットは癒しにもなりますが、飼うに当たっては様々な準備と知識が必要です。
でもきちんと事前の準備ができていればおうちにきた猫ちゃんにとっても、これから家族として過ごす飼い主さんにとっても幸せな時間になるでしょう。
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