皆さんのお宅では、どんな猫トイレを使っていらっしゃいますか?オープンタイプやドームタイプの猫トイレに、おしっこをすると固まる猫砂の組み合わせが一般的でしょうか。
このタイプですと、飼い主さんがお仕事などでお家を空ける時間が多い場合、汚れたトイレをすぐにきれいにしてあげることが出来ないので、どうしてもニオイが気になってしまいます。
また、お家にいても、度々のトイレ掃除にはなかなか手間がかかってしまうでしょう。今回は、そんなニオイや手間を軽減してくれる、猫の「システムトイレ」についてご紹介します。
システムトイレとは
トイレが上下段の2層構造になっていて、専用の猫砂とペットシートなどの使用により、トイレの掃除が数日〜2週間に1回で済む(猫1匹の場合)という、かなり便利な猫トイレです。
上段はすのこ状になっていて、おしっこを含んで粉々になった猫砂が下段に落ちる仕組みになっています。
下段にはペットシーツや専用トレイを入れ、粉々になった猫砂やおしっこを吸収します。下段は数日〜2週間に1回掃除をすれば良いので、こまめなお掃除は必要ありません。
うんちだけ上段に残るので取り除くのも簡単ですし、猫砂も汚れた部分だけ取り除けばニオイも気にならないので、固まるタイプの猫砂と比べると長く使用することが可能です。
代表的なシステムトイレ
いろんなメーカーからシステムトイレが販売されていますが、その中のいくつかをご紹介します。
●楽ちん猫トイレ(アイリスオーヤマ)
※画像はAmazon.co.jp アイリスオーヤマ 楽ちん猫トイレ フード付きセット グリーン RCT-530Fより引用。
こちらのトイレは下段が深くなっているので、粉々になった猫砂をたくさん溜めることが出来ます。そのため、おしっこのお掃除は2週間に1度(猫1匹の場合)でも大丈夫です。
カラーはグリーンとイエローの2色。フード付きとフード無しが選べます。
●ニャンとも清潔トイレ(花王)
※画像はAmazon.co.jp 花王 ニャンとも清潔トイレセット ドームタイプ ブラウンより引用。
スタイリッシュなデザインのこちらのトイレは、デザイナーとのコラボ商品。
カラーはブラウンとライトベージュで、インテリアにもなじみやすい色合いが魅力的です。フード付きとフード無しの他、スターターセットや子ねこセットもラインアップされています。
おしっこの掃除は1週間に1度(猫1匹の場合)が目安です。
●1週間消臭・抗菌デオトイレ(ユニチャーム)
※画像はAmazon.co.jp デオトイレ 1週間消臭・抗菌デオトイレ フード付き本体セット (アイボリー)より引用。
商品名にあるように、おしっこの掃除は約1週間に一度で、閉め切ったお部屋でもにおわない、こちらのトイレ。
フード付きはナチュラルアイボリー、ハーフカバーはナチュラルアイボリーとナチュラルグリーンの2色、その他に、猫の顔の形がかわいい「子猫から体重5kgの成猫用」アイボリーがあります。
システムトイレのデメリット
お手入れが簡単なシステムトイレですが、メリットもあればデメリットももちろんあります。
ひとつ目は、猫砂をトイレに流せないこと。
専用の猫砂は水に溶けないため、うんちはゴミの日にまとめて出さなくてはいけません。
ふたつ目は、コストが高くついてしまうこと。
システムトイレ本体の価格は、普通のトイレと比較すると少々高くなってしまいますし、専用の猫砂やトレイを使用すると、若干コストがかかってしまいます。ただし、猫砂とトレイに関しては専用外のもので上手く代用出来ると(猫砂を木製ペレットに、トレイをペットシーツに、など)、逆にコスト削減になるかも?
いかがでしたか?
お掃除の手間は、一緒に暮らす猫ちゃんの数が多い程時間がかかってしまうもの。特に多頭飼いの飼い主さんは、デメリットをふまえた上で上手くシステムトイレを活用出来るといいですね。
掃除の手間にかけていた時間を、猫ちゃんと遊ぶ時間に費やすことも出来ておすすめですよ。
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