環境汚染、地球温暖化の影響か・・・。
北極の氷が溶けていることにより、シロクマが食べる食物に変化が起きているという報告があります。
特にアザラシを好んで食べていたけれども「何かの卵」に変更を余儀なくされているとか・・・。
NATURE WORLD NEWSではアザラシの食物選択の変化についての記事を投稿しています。
以下、翻訳文です。
作 ナイア・カルロス 5月17日 11:38AM
シロクマは環境変化によって、食事を変えています。
大好きなアザラシのかわりに、栄養としてガチョウの卵に変えているのです。
新しい科学者の報告によると、北極圏の気温上昇により、海氷が溶け沿岸が絶えず変化しているため、北極グマの海洋生物を狩ることが難しくなっているのです。
ノルウェー北極ぐま研究所シャーマイン・ハミルトン率いる研究チームは、2006年に海氷が急激に減少する前後の北極グマとアザラシの動きを研究しました。
この研究はスバルバルド諸島にある沿岸地域に変えられ、60匹のアザラシと67匹の北極グマを追跡したのです。
安定した海氷では、北極ぐまはゆっくりと後をつけたり、狩りをしたり出来ました。
今日、たくさんの氷が溶けて大きな生き物には不利になっています。
彼らは、見つからないようにとても静かに泳がなけれないけなくなり、それから、氷の塊に乗っているアザラシに向かって水の中から飛び出して捕まえなくてはいけません。
この方法は本当の狩りのやり方ではないのです。
「現時点では、スバルバルドでこの狩猟方法を行っているのは、大型の雄のクマです。」ハミルトンは説明しました。
「伝統的な狩猟方法よりもこの体力のいるやり方が必要とされてます。」
北極グマは沿岸に近づいており、鳥の繁殖地に迫っています。
これは熊が卵を食料源にしていると示唆しており、その鳥の種族にとって壊滅的でもあります。
「私は卵を食べた熊の糞便を見たことがあります。」とグロニンゲン大学のマーテン・ルーネンは言います。
「熊にとって卵は大好きな食料ではないと私は思います。」タンパク質が過剰に含まれているのです。
でも、彼らは何かを食べなけばなりません。おそらくそれで生き残ることができるでしょう。」
しかし、北極ぐまが卵を食料として長く生き続けられるのかわかりません。
この研究は動物生態誌に掲載されました。
NATURE WORLD NEWS元記事⇒From Seals to Goose Eggs: Polar Bears Forced to Change Their Diet Because of Melting Sea Ice
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