映画やドラマで有名になった犬種！（忠犬ハチ公、映画MASKの犬）

悲しいドラマや感動的な映画を観てもそんなに涙は出ないのになぜかワンコやニャンコの動物が登場すると涙してしまう人も少なくないのでは？犬が登場し今でも忘れられない映画やドラマはたくさんありますね。しかも、結末はわかっているのに可愛くて健気で何度も泣いてしまいます。映像化されることにより、改めてクローズアップされた犬達を振り返ってみます！

日本人はみんな好き！ハチ公は秋田犬

今でも、渋谷での待ち合わせでここを指定する人も多いはず。日本人なら知らない人はいないですね。「ハチの前でね！」とこれからも人々は言うのでしょう！

忠犬ハチ公（秋田犬1923年～1935年没）

ハチは実在した犬であり、飼い主は東京帝国大学農学部（現在の東京大学）の教授を務めていた上野英三郎。

上野は秋田犬の子犬を飼いたいと熱望し、秋田の二井田村（現在の大館市）から呼び寄せたといいます。

大変な愛犬家でハチを可愛がり出勤時に駅までハチを連れて行くのが日課となっていました。いつしかハチは駅まで飼い主の帰りにはお迎えに行くようになりましたが、ハチを迎えた翌年に上野は急死してしまいます。

その後、ハチは渋谷の駅前で9年間も帰らぬ飼い主を待ち続けたのです。

ハチの死因はフィラリアと体内の竹串による感染、内臓のガンだと言われています。

健気なハチにたくさんの人々が食べ物を与えていたので食べ物に不自由することはなかったようです。

当時の犬の寿命を考えると長生きでした。日本人がどこか心の中で持っている忠誠心、武士の心をハチの気持ちに重ねてしまいファンが多かったのかもしれませんね。

晩年のハチ

日本では、数々のドラマ化や映画化、そして今でもTVで取り上げられる事がありますが、世界中にハチの名を広め、秋田犬を広めたのは、アメリカで映画化されたことによります。
アメリカ映画「HACHI　約束の犬」は２００９年に公開。「プリティ・ウーマン」や「愛と青春の旅立ち」で有名なリチャード・ギアが主演でした。

リチャード・ギアは、映画のプロモーションで来日した際に渋谷のハチ公像に花輪をかけていました。「ハチ、やっと会えたね！」・・・と。

そして、ハチが亡くなって80年となった2015年3月8日、飼い主を嬉しそうに出迎える銅像が東京大学のキャンパス内に建てられました。見ているだけでみんなが嬉しくなってしまいますね。どなたでも、見ることが出来るそうです。

<参考資料>ウイキぺディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%A0%E7%8A%AC%E3%83%8F%E3%83%81%E5%85%AC
東大ハチ公物語　http://www.en.a.u-tokyo.ac.jp/hachi_ueno_hp/hp/

独特のキャラクター、ジャックラッセルテリアのマイロ！

コメディによって、有名になった犬種もあります。1994年公開のアメリカ映画「マスク」に登場したジャックラッセルテリアのマイロ。主演はジム・キャリー、主人公の恋人役がキャメロン・ディアス。当時、無名だった二人をスターダムにのし上げた作品には名脇役がいたのです。

★映画　MASKのストーリー

≪ストーリー引用≫ウィキペディア

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF_(1994%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)

“エッジ・シティーのとある海底で怪しげな宝箱を見つけたダイバー。

ところが、宝箱に巻きついている鎖を切断している最中、配管工事のため海に沈められたパイプがダイバーに落下。同時に宝箱のフタが開き、封印された不気味な仮面が開放される。

ある日お人好しで気弱な冴えない銀行員スタンリー・イプキス（ジム・キャリー）は、窓口業務中に歌手のティナ・カーライルという美女と出会う。が、その後散々な目にあい再会したティナの前でも醜態をさらしてしまい、揚句ゴミの塊を水難者だと思い救助のため水に飛び込んでしまう。

その際ゴミに混ざっていた変わった木製の仮面を拾い、自宅に帰りそれを顔につけた途端、猛烈な緑の竜巻となって超型破りな魔人マスクに変身してしまう。仮面の魔力でスタンリーは過剰な本性を引き出され不死身の身体、数々の超能力を身に着ける。歌姫ティナとの恋の成就は如何に…。“

“マイロは、主人公の飼い犬

スタンリー（主人公）の飼い犬。ジャンプが得意でかなり賢く、主人思いな忠犬。

スタンリーが寝坊したら起こしたり、鍵を探してくれるが、咥えたら離さないため、スタンリーが鍵を引っ張ると体ごとついてくる。

スタンリーが逮捕された時は家から飛び出し、刑務所の外で新聞に隠れて夜まで主人の帰りを待ち続けた。

スタンリーがいる牢獄まで何度も繰り返しジャンプし、進入に成功。スタンリーに指示されて居眠りする刑務官のテーブルから鍵を取ってきた。
ラストではスタンリーを助けにクラブに乗り込み、ドリアンたちと対決。マスクを咥えて逃げた際に自らもマスクを被って変身する。

変身した姿はスタンリーから「ワニみたいになっちゃって…」と言われるほどに顔が緑色で巨大化して目や舌が飛び出し、口も耳まで裂けるほど大きくなり、その獰猛な風貌で敵を威嚇し、スタンリーにマスクを外してもらった。

マスクの魅力に取り付かれ、ラストシーンではスタンリーがマスクを川に捨てると、チャーリーの後を追うようにそこに飛び込んで一緒に泳いで追いかけた・・・。“

マイロは、ジャックラッセルテリア。当時、日本ではあまり知られた犬種ではなく、ブリーダーやペットショップに「映画、マスクに出ていた犬が欲しいんですけど・・」と数多くの問い合わせがあったそうです。

小型で可愛い顔立ちですが、猟犬の血統種でパワフルです。ディスク競技（フリスビー）やアジリティ（障害物競技）に向いている犬種とも言われています。

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トップ・アイキャッチ画像引用元：PhotoAC エンリケより