• 2024年 3月 29日

犬のシャンプーとその手順

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お散歩から帰ったワンちゃんはご機嫌ですが、汚れた体をどうやって洗おうかと考えてしまいますね。

一番汚れた足だけでよいのだろうか?汗やほこりは大丈夫かな?飼い主であれば誰もがワンちゃんの衛生面が気になります。

それで今日は犬のシャンプーについてお話したいと思います!

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シャンプーは必要不可欠!?

犬には汗腺が備わっていないゆえに、汗をすごくかいて臭くなる、体が汚れるといったことがないので、シャンプーをするかしないかはそんなに重要でないという見方もあります。

お散歩をする方であれば分かると思いますが犬は最終的にいろんなものを体に着けて帰ってきます。

目に見えない小さな汚れもあります。犬は自分の毛をなめて綺麗に保つという習性がないので、汚れた被毛をそのまま放置しておくのはワンちゃんにとって良くありません。

そのような場合には飼い主がシャンプーをして洗ってあげるとよいでしょう。

また犬の毛の中は暖かくノミやダニにとって好都合の住みかです。

それは人間にも寄生するのでなるべく排除したいです。

アレルギーの予防にもつながるので、被毛の中を清潔に保っておくのは大切です。

短毛の犬種で外に出ることもそんなにないのであれば、濡れタオルで被毛の表面を軽く拭くだけでよいと判断する場合もあるかもしれません。

洗いすぎに注意

犬は個々それぞれ自分の匂いを持っています。その匂いが消えてしまうことをとっても嫌います。

ゴシゴシ洗うことや、頻繁に入浴して自分の匂いが消えてしまうのはストレスになるので、シャンプーのし過ぎはNGです。

またあまり神経質に何度も洗うと、皮脂を洗い流してしまい肌トラブルの原因になりかねないので注意しましょう。

大体入浴は月一回程度とされていますが、極端に汚れていないと判断した場合は臨機応変に変えることもできるでしょう。

入浴前の準備♪

まずはシャワーの音に慣れさせておくとよいでしょう。

犬は音に敏感なので、恐怖を与えて混乱するのを避けるため少しずつ聞かせるのも良い方法です。

最初は弱い音から少しずつ大きくしていって慣らします。そのあとにご褒美を上げるのもよいかもしれません。

準備するものは、犬用シャンプーリンスーを薄めたもの、ブラシ、タオル、ドライヤー。

まず毛を濡らす前にブラッシングをしておくなら、入浴中の体毛のほつれからみなどを防ぐことができ、余計な抜け毛を減らしてあげられます。

入浴後の排水溝のお手入れも楽でしょう。

シャワーの温度は35℃~37℃くらいがちょうどよいでしょう。

まずは自分の手に流して温度を確認してから流してあげるとよいかもしれません。

ちょっとぬるめだと思うかもしれませんが、熱いシャワーをかけると犬は汗腺がないので、体温調整ができず熱中症になってしまいます。

ですからそのくらいの温度を心がけましょう。

シャワーの手順

注意したいのが体のどの部分から濡らしていくかです。

いきなりワンちゃんの上から洪水のようにシャワーをかけることは避けましょう。

ビックリさせないようにまずは足から濡らしていきます。シャワーは体に密着させてかけてあげると音もなくワンちゃんも安心です。
その後、胴→顔といった順番で流します。

顔は直接シャワーをかけるのではなく、手や濡れたタオルで濡らしてあげましょう。この時目に水が入らないように注意します。

シャンプーとリンス

シャンプーとリンスは必ず犬用のものを使ってください。

人間の皮膚と犬の皮膚の性質は異なっているため必要となります。

一般的に人間の皮膚は弱酸性であるのに対して犬の皮膚は中性から弱アルカリ性と言われています。

ワンちゃんの皮膚に合っていないものを使用すると皮膚トラブルの原因となるので慎重に選びましょう。

被毛が十分濡れたならこのような手順でシャンプーしていきます。

胴体→顔→耳→足

顔はシャンプーが目に入らないようにゆっくり丁寧に洗いましょう。

耳はヒラヒラしているところを洗い、中まで洗う必要はありません。足は匂いの原因になるのできれいに洗いましょう。

同じで手順でリンスも行い、最後にすすぎ残しがないようにきれいにシャワーで流します。

今日は簡単に入浴の目的と手順をお話ししましたが、ワンちゃんにとっても飼い主にとっても衛生に気を配ることは大切です。

初めは分からないことばかりですが不安なことは長年犬を飼っている先輩やペットサロンなどで情報を集めるならきっと役立つはずです。

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版権: edu1971 / 123RF 写真素材

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2 Comments

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