毎年、残念ながら5月頃から熱中症で動物病院に行く犬が増えます。
地球温暖化の影響なのか日本の気候は湿気が増え高温化しています。
犬は暑さがとても苦手で、熱中症になると命を落とす可能性もあります。
外出時に注意する事をまとめてみました。
暑さと上手に付き合い大切な愛犬を守りましょう!
どうして犬は熱中症になりやすいの?
人間は暑くなると薄着にしたり、汗をかいたりして体温を調節する事が出来ますが犬は自分で出来ません。
犬の汗腺は肉球だけで、身体は毛で覆われています。
ストレスも感じ免疫力も弱まります。
まず、人とは違うという事を認識して下さい。
熱中症になりやすい犬種は?
◇大型犬
ラブラドール・レトリバーなどは、肺が大きいため空気を吸う量も多くなり体温が上がりやすくなります。
大型犬でよく舌を出すコが多いのはそのためです。
◇室内で暮らしている犬
常に適温の部屋の中で生活しているコは、暑い外にお散歩に出掛けると対応出来ず急激に体温が上昇し熱中症になる事があります。
◇短頭首の犬
短頭首で鼻の短いシーズーやブルドッグ系は、気道が短いため暑くなり呼吸の回数が増え他の犬種より体温調節がより出来にくくなります。
◇寒冷地血統の犬種
シベリアンハスキーや北海道犬、秋田犬は、比較的寒さには強く毛が密生しているため熱がこもりやすく急激に体温が上がる可能性があります。
その他、シニア犬やパピーも体温の調節が特に苦手です。注意してあげましょう。
暑い時のお散歩は早朝に行きましょう!
熱中症は、気温と湿度が高い時になりやすくなります。
アスファルトが高温になっており、肉球が火傷する場合もあります。
陽のあたる昼間や暑い時期の雨上がりも危険です。
また、夜になっても日中に温められたアスファルトは、すぐに冷える訳ではないので注意しましょう。
休憩しながら、水分補給も忘れずに!
涼しい日陰を選んで風通しの良いコースを選びましょう。
ベンチがある公園などで休憩し、水分補給もして下さい。
暑い夏は、お水や冷凍したタオルを持参し身体を拭いてあげるのもお勧めです。
短時間でも車内で待たせる事は絶対にしない!
スーパーの駐車場やレストランの駐車場の車内で犬が待っているのをよく見かけますが、絶対にNGです。
エアコンをつけていても、日向では車内が高温になることもあります。
車の故障でエアコンが停止する可能性もゼロではないですよね。
置き去りにはしないで下さい。
熱中症予防の便利なクールグッズ
バンダナやクールウェアで予防するのもお勧めです。
ファッショナブルで優れたクールグッズがたくさん販売されていますよ。
☆クールバンダナ
首を冷やすと体温の上昇を防ぐ事が出来ます。
凍らせるタイプや保冷剤を入れるタイプなど色々あります。
飼い主さんとお揃いの手作りバンダナも素敵ですね♡
*手作りのクールバンダナ作り方(保冷剤を入れるタイプ)
作り方はこちら!↴
☆クールウェア
クール加工・冷感加工されており衣類に貯まりやすい熱を放出してくれるように縫製されています。
特に足の短い犬種のコは熱くなるアスファルトが近くなります。
クールウェアで予防するのも方法の1つです。
セーラー服タイプやタンクトップなど可愛いデザインの物もたくさんありますよ!
≪参考≫犬の服 春 夏 新作 ひんやり 冷却 クール加工 マリンタンク ホワイト BEACHE HOLIC ビーチェホリック 洋服 クールウエア ドッグウェア
瞬間的に冷やす事が可能なクールグッズもあります。100円ショップでも見かけますよ。
☆瞬間保冷剤
パンッ!と叩くだけで一気に冷える優れもの!
保冷剤より軽量で氷の様な冷たさです。
休憩時に、冷やしてあげるのも良いですよね。
☆瞬間冷却スプレー
瞬間に冷やせるスプレーは、洋服の上からスプレーしたり、タオルを冷やす事も出来ます。
(注:肌に直接スプレーは出来ません)
スポーツ時の怪我の応急処置にも使われる商品のようです。ペット用も販売されています。
≪参考≫冷却材一覧
熱中症に気をつけながら、楽しいお出掛けが出来るといいですね♪
(※尚、取り上げた商品はあくまでもご参考です。)
犬種やアレルギー、体調を考慮し飼い主さんの責任のもとで購入&使用願います。不安な場合は獣医師にご相談して下さい。
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