うちのコは、わかっているはず・・・。
犬と暮らした事が無い方にとっては、お散歩中に「今日はお天気が良いから向こうの公園まで行ってみようか?」なんて話しかけている飼い主を見ると「どうせ犬なんか何を話してもわからないのになあ・・」と思っているかもしれません。
昔から、様々な研究が繰り返されて来ていますが、明確な結果は解明されていません。
さて、本当のところどうなのでしょうか?
一般的に犬の知能は人間の3歳~4歳程度で繰り返し同じ言葉で物、意味、行動を言い続ける事で単語であれば200語は覚えられると言われています。
実際にたくさんの飼い主さんが色々な事をお話されています。
具体的には・・・
・「汚れたから、お風呂に入ろうか?」と言うとお風呂が嫌いなのですぐに逃げる
・「今日は、お父さん遅いね」と言うと玄関を見に行く
・「お散歩行こうか?」と言うとリードを咥えて持ってくる
・「今日は暑いね。エアコンつけようか?」と言うとエアコンの前に座る
・「仕事行くからイイコにしていてね」と言うとバックをじっと見つめる
・「パパ、出張だから今日はお泊りで居ないよ」と言うとケージで寝て「パパ、飲み会だから今日、帰り遅いよ」と言うと玄関で待つ等々、ペットのサイトでは理解していると思われる行動がたくさん掲載されています。・・・理解しているとしか思えないですよね。
動物学者の飼い犬も凄かった
動物学者の平岩米吉氏は生涯にわたり多種類の犬を飼いましたが、著書「犬を飼う知恵」の中で言葉のわかる犬の事を書いています。
彼の愛犬はいつも同じ場所で一緒に食事をしており家族が「食事の支度が出来ました」と言うと彼より先に食事場所に行っていたそうです。
飼い主が立ち上がるより先に行動するという事は明らかに理解していますよね。
名詞では「散歩」「椅子」「門」「新聞」 「ビスケット」「ミルク」を聞き分けそれに伴う行動をしていたと記載しています。
平岩 米吉(ひらいわ よねきち、1898年2月4日 – 1986年6月27日)は、東京都生まれの在野の動物学者、作家。「動物文学」を主催。
研究対象は、犬と狼、猫の生態、またそれらの歴史や彼らの飼い主である人間側の民俗史など。
長女の平岩由伎子(ひらいわ ゆきこ、1927年 – )は、雑誌「動物文学」を継承している。
≪出典≫ 平岩米吉フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
犬に言葉が理解できる訳がない!音に反応しているだけ?
一方、残念ながら・・犬は言葉を理解しているわけではなく音に反応しているだけという意見も多々あります。
音として捉えているだけで、それに自分の学習した経験と条件反射が加わり行動しているだけだというのです。
つまり、「お散歩」⇒「リード」⇒「玄関」と連動させているということなのでしょうか?!飼い主としては、理解していて欲しいですね。
いずれにしても、犬に話しかけることは楽しいし、大切なコミュニケーションには違いないです。
≪参考サイト≫Pet-Triangle「犬は人間の言葉がわかる」
犬の言葉がわかればいいのに・・・
いつも一緒に暮らしていて何でもわかってあげているつもりなのに今日は元気がないなあ、食欲がないなあと心配な時があります。
そんな時「お腹が痛いの」とか「なんか調子が悪いの」と言ってくれればいいのにと思ってしまいます。
そんな飼い主の心をくすぐる商品が以前に発売されました。
「バウリンガルボイス」
犬の吠える声を「怒っている」「嬉しい」「悲しい」「つまらん」など感情に解析して同時通訳してくれる機械です。
この機械が完璧に通訳してくれるなら愛犬家にとっては、夢のような商品ですが・・・。
おもちゃと割り切って購入するのならいいかもです・・・。
※詳しくは、商品のHPや購入者の口コミを十分に確認して下さい。
尚、犬種や気質により強いストレスを感じる犬もいます。購入の際は飼い主ご自身の判断や責任でご使用願います。
≪商品リンク≫バウリンガルボイスamazon.co.jp
関連記事
トップ・アイキャッチ画像引用元:photoAC acworksより
猫の尻尾の状態で感情を理解しよう! | ペット暮らし
[…] ・犬は、人間の言葉がわかっているの!? […]