• 2017年 12月 14日

熊本地震発生!過去の災害から学ぶ、被災したペットのこと

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2016年4月14日、熊本で震度7の地震が発生し、改めて「災害」「防災」を意識するようになりました。日本は、台風、大雨・・そして、このような地震がどこで起こってもおかしくない環境です。安全な場所の確保、ライフラインの復興、そして・・何よりも人命が優先されます。しかし、犬や猫のペットと生活している方達にとっては「大切な家族」であり、命です。日本でも、子供の数よりペットの数が多くなり、動物に対する意識が大きく変わりつつあります。過去の災害でわかったこと、そして現在どうなっているのか?まとめてみました。

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新潟県中越地震が教えてくれたこと

2004年10月23日新潟県中越地方(長岡市近郊)を震源とするマグニチュード6、最大震度7の地震が発生しました。家屋の全半壊は1万7000棟以上、68名の尊い命が奪われました。

上越新幹線が脱線し横転した画像が記憶に残っている方も多い事でしょう。
電気、ガス、水道、電話回線、ネット回線、道路、鉄道などライフラインは全て寸断されました。

大勢の人々が避難所に押し寄せ一か所に数千人が集まりパンク状態となり、水や食料も流通できず3日ぶりにおにぎり1個やパン1個を食べるしかなかったという劣悪な環境で過ごさざるをえなかったのです。

この状況下で、ほとんどの避難所でペット同行は不可でした。

道路が寸断され孤立した地域の282人は自衛隊によるヘリコプターで救出が行われました。当時、当然の如く犬猫のペットはヘリコプター乗機不可で、たくさんの犬や猫は倒壊した家屋に置き去りにするしかなかったのです。
この時の事は、後に実話を元にした「マリと子犬の物語」として映画化、アニメ化され、絵本にもなったのでご存知かもしれません。

エコノミー症候群やPTSDの危険性

小さなお子さんが居る、避難所に入れない・・等、様々な事情があった方も多かったと思われますが、特にペット同伴の家族は車内泊を余儀なくされたのです。
車内泊が続いた方達が「エコノミー症候群」により心疾患を誘発する事が世に広まったのはこの震災からでした。また、犬猫のPTSDが解明されたのも同時期です。

新潟の中越地方では、その後2007年7月16日にもマグニチュード6.8最大震度6強の地震が発生しましたが、避難所の整備や物流、ペットのシェルター設置など2004年の地震の教訓が徐々に活かされる結果となったのです。

2011年3月11日発生の東日本大震災では、避難所や仮設住宅へのペット同行が一部で容認され、全国各地に、被災したペット達のシェルターが数多く設置されました。
また、ペット用品やフードを扱う企業や団体からの支援も多数ありました。

でも・・まだまだ厳しいペット避難の現実

2015年9月7日に発生した台風の影響を受け「2015年9月関東・東北豪雨」が発生しました。
特に2015年9月10日、茨城県常総市付近では早朝からの豪雨で鬼怒川堤防が決壊し小貝川と鬼怒川が水没しました。自衛隊、消防本部から緊急消防援助隊と35機の消防防災ヘリコプターが救助に向かいました。徐々に水没して流されていく家屋、取り残された家屋から助けを求める人々・・被害の深刻さと命の危機を感じる衝撃的な映像がTVで中継されていました。
その中で、流されそうな家屋の屋根の上でそれぞれに柴犬を抱っこして救助を待つお二人の姿は印象に残っている方も多い事でしょう。
そして、犬や猫と暮らしている方にはお二人の行動が痛いほど理解出来ると思います。このコ達を置いて避難など出来ないと・・・

その後、無事に愛犬2匹も共にお二人はヘリコプターで救助されて無事でした。

SNSでは、迷わず犬達も一緒に救助した隊員に関し絶賛されましたが一方で「任務は人命救助では?」「犬も助けるってマニュアルに書いてあるの?」「犬なんか助ける時間があるなら他の人助けてよ」など厳しい意見もありました。
実際には、他にも逃げ惑う犬や溺れそうな猫も数多く救助されたようです。

一番は、災害が起きない事!でも、もし、起こった場合、誰もがすぐに安全を確保出来ることですが・・
人には、それぞれの価値観があり、優先順位も異なります。大切な物、大切な事も違います。
好きな物は好きだし、嫌いな物は嫌いです。
それぞれの気持ちを理解し共有し、助け合えるといいですね。

熊本の復活を願う・・・。

2016年4月14日、熊本で震度7の地震が発生し、かつてない余震で甚大なる被害を受けています。
復興には、かなりの時間を要すると思われます。
しかし、阪神淡路大震災、新潟中越地震、東日本大震災・・どこの国民よりも他人を思いやり、礼儀や秩序を守る日本人は・・復活して来ました!
だから、熊本地震からもきっと!いえ、絶対に復活出来ます!
熊本の復興を応援し、これを機に自分自身や家族・・そして小さな命を守る事・・考えてみませんか?

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トップ・アイキャッチ画像引用元:PhotoAC naranokazeさんより

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3 Comments

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    2016年4月27日 at 9:56 AM 返信

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