• 2024年 4月 20日

猫の誤飲に注意!米国の「復活祭の百合の花」は危険!

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生物によって食べていいもの、食べてはいけないものというのは異なります。

誤って猫や犬が誤飲してしまい、命を落とすケースというのは意外に多いものです。

アメリカのコーネル大学獣医学部では「Easter Peril: Look Out for Lilies and Other Items」という題材でペット(今回は特に猫)の誤飲で命を落とすことについて言及しています。

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以下翻訳文です。

2017年3月

もうすぐ復活祭ですが、猫の飼い主(そして猫を飼ってる友人)に、休日に行われるいくつかの伝統では、猫に重大な危険をもたらすことをお知らせしたいと思います。

復活祭のユリは子猫が直面するもっとも有毒な脅威です。

実際、多くのユリは猫に毒であり、摂取すると腎不全を引き起こす可能性があります。

猫の多数は体から除去できません。

「復活祭のユリを一口かじったけでも、腎不全を引き起こし、早く治療しなければ死に至ることもあります。すべての種類のユリが猫に有毒なのではなく、月見草、鬼百合、すずらん、アジアティック・ハイブリッドは特に有毒で、意識の重要性を強調し、小さな友人である猫のリスクを最小限に抑える予防措置を講じることが重要です。」とコーネルの猫保険センターの副所長であるブルース・コーンレイチ博士は説明します。

「猫が、これらの有毒な植物のどの部位でも食べてしまったと気づいたら、すぐに猫とその植物を獣医に連れて行ってください。」とコーンレイチは言います。

「有毒なユリを摂取した猫の予後は、植物を食べた後すぐに獣医師に連れていくことが、はるかにいいのです。」と彼は言います。

「この問題を避ける一番の方法はこういった有毒な植物を、興味深々な猫から遠ざけることです。

もしくは全く保持せずにいることです。猫から隔離して保管しておくことを確認してください。」と彼は言います。

好奇心旺盛な猫の復活祭のもう一つの危険は、かごや他の装飾に使われている人工の“草”です。

猫はよく華やかな復活祭のカサカサと音のする飾りに引き寄せられますが、飲み込んで治療しないまま放置されると、小腸で絡んでしまいます。

これは猫にとって致命的になる可能性もあるのです。

復活祭に使われるかごには、猫にまた別の有毒なもので満たされていることがあります。

それはチョコレートです。

砂糖を含まないキャンディに見られる人口甘味料のキシリトールも健康にとって危険です。

かごとユリは復活祭の楽しさと同義ですが、受取人が猫を飼っているかどうか、これらのアイテムを飼う前に2度考えて下さい。

もし猫が有毒なものを摂取していると思う場合は、獣医師やポイズンコントロールセンターのオペレーターが特別に指示しない限り、嘔吐を引き起こさないで下さい。

特定の毒は、胃の中に残るよりも嘔吐中にさらにダメージを与えることがあります。

緊急の場合は、すぐに獣医に連絡してください。

もし獣医が捕まらない場合、地域の緊急獣医師または動物ポイズンコントロール・ホットラインにお問い合わせください。

動物ポイズン・ヘルプラインとASPCA動物ポイズンコントロールは素晴らしい援助をしてくれるところです。

猫フレンドリーな幸せな復活祭を祝う皆さんを願っています!

コーネル大学獣医学部、猫の健康情報元記事⇒Easter Peril: Look Out for Lilies and Other Items

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トップ・アイキャッチ画像引用元:PhotoAC cheetahより

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One Comment

  1. 猫ひっかき病―あなたは危険にさらされている!? | ペット暮らし
    2018年4月15日 at 9:42 PM 返信

    […] 猫の誤飲に注意!米国の「復活祭の百合の花」は危険! […]

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