猫と一緒に暮らしていると、猫の抜け毛が気になることありませんか?
特にダブルコートの猫は換毛期があり、毛がごっそり抜け、うちの子病気なんじゃないかと心配になることもあると思います。しかし、抜け毛は健康時にも起こる自然現象です。
ここではブラッシング時に必要な猫用「毛取りの種類」をご紹介します。ごっそりとれるブラシから、毎日使えるブラシまでご紹介します。
獣毛ブラシ
※画像引用元:Amazon.co.jp ONS 高級豚毛ブラシ 小より
獣毛ブラシはホームセンターなどどこにでも販売しているブラシです。
毛の長い長毛種も短い短毛種の猫も使用することができ、毎日でも使用できます。
日々のブラッシングに使用している飼い主さんがほとんどです。
獣毛ブラシは全身どこでもブラッシングすることができるため、猫にとってはマッサージ効果もあります。
ブラシを選ぶときは豚毛を使用しているブラシを選びましょう。
プラスチックのブラシは静電気などを発生しやすく毛を傷つけてしまうこともありますので、注意しましょう。
コーム
※画像引用元:Amazon.co.jp KUDI 高級ステンレス製ペットトリミング用コーム 両目櫛 犬猫用くし 抜け毛取り 静電防止より
コームはトリミングサロンなどシャンプーやカットで使用しているブラシです。
コームも長毛種から短毛種の全猫種に使用することができます。
毛取りのためのブラシというよりは毛玉やほこりやごみなどを除去するためのブラシです。
特に長毛種は毛が長いために絡まりやすい傾向にあります。そんなときにコームを使用し、梳かすことで毛玉になりにくくします。
コームを選ぶときはできるだけ、粗目と細目の両方があるコームを選択すると使い勝手もよいでしょう。
粗目で初めに梳かし大きいごみなどを除去してから細目を使用し細かく梳かすことができます。
スリッカー
※画像引用元:Amazon.co.jp BYBO ペット ブラシ スリッカーブラシ ソフトタイプ 犬と猫に使える 木製のハンドル付け 小型犬 中型犬 猫用 Mより
スリッカーもトリミングサロンではなくてはならない道具の一つです。
スリッカーはピンが固いハードスリッカーとピンが柔らかいソフトスリッカーがあります。
基本的に全猫種ソフトスリッカーで十分でしょう。
スリッカーは毛玉になってしまったり、絡まってしまった毛を解き解すことができます。
しかし、ピンの先が鋭いため使用方法を間違えると皮膚を傷つけてしまうため注意が必要なブラシです。
スリッカーを選ぶときは、はじめて使用するときはソフトスリッカーを購入しましょう。
基本的にソフトスリッカー1本あれば事足ります。
使用方法や持ち方など、お店の方やトリマーさんなどに相談し、使用方法を勉強してから使用するようにしましょう。
スリッカーは毛がふわふわになるとても便利なブラシですが使用方法を間違えると皮膚が削れてその部分が膿んでしまうこともあります。
ファーミネーター
※画像引用元:Amazon.co.jp ファーミネーター 小型猫 S 短毛種用 【正規代理店品】より
ファーミネーターは無駄毛や抜け毛をごっそり除去することができるブラシです。
長毛種専用ブラシと短毛種専用ブラシがあります。
力を入れずすっと梳かすだけで抜け毛をからめ捕り除去します。
取れた毛はボタンを押すだけでポンとはずれ、人が持ちやすいよう取っても部分も考えて作られています。
ファーミネーターの注意点は生後9カ月未満は使用禁止です。
しっかり毛が生えそろってから使用しましょう。
使用頻度は7~10日に1回程度で、必ず猫の毛の状態を確認してから使用しましょう。
シングルコートの猫種、アンダーコートのない猫種には使用できません。
他にも皮膚が弱い猫は使用を避けましょう。
購入時は正規品を取り扱っている販売店などを利用し、模造品には注意しましょう。
フーリー
※画像引用元:Amazon.co.jp フーリー (FoOlee) ペット用ブラシ フーリー Sより
フーリーは無駄毛、毛についた汚れなどを除去することができるブラシです。
柔らかい毛質、硬い毛質によってブラシを交換し使用することができます。
さらに、二段階のレバーがついていてブラシの長さが変更することができるため、短毛種と長毛種、両猫種に使用することができます。
皮膚に優しいブラスチック製でできているため毎日のブラッシングに使用することも可能です。
全猫種にフーリー1本で対応することができるため、多頭飼育の飼い主にお勧めです。
プラスチック製でも静電気防止になっているため、静電気で悩むこともありません。
まとめ
ここでは猫専用毛取りの種類をご紹介しました。
短毛種と長毛種では毛の長さが異なるため使用できるものと使用できないものが分かれますので購入時は気をつけた方がいいかもしれません。
しかし、どんな猫でも定期的にブラッシングを行わないと毛が絡まり、抜け毛がすごい量になってしまい、さらに、猫は自分で体をなめブラッシングを行うため胃に毛が溜まってしまい病気になることもあります。
愛猫が病気になる前に定期的なブラッシングを行うようにしましょう。 最近、抜け毛に悩む方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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トップ・アイキャッチ画像引用元:YouTube Amazing Cats Coco&Suzu 猫用抜け毛ブラシ売れ筋No1! ファーミネーターの実力とは! Brush for cats FURminatorより