絶滅危惧種・・・。
人間のエゴにより生態系のバランスが崩れているところもあるかもしれません。
そんな中、絶滅寸前の「シロサイ」について救出できたとされる報道がWorld Animal Newsでありました。
絶滅危惧からの復活となれば嬉しいですよね。
以下、翻訳文です。
雌の北シロサイのお腹に赤ちゃんがいる。
作 ワールド・アニマル・ニュース
2018年5月17日
絶滅寸前の北シロサイを救うことに成功しました。
サンディエゴ動物園保存研究所の研究者らは、木曜日の朝、ニキタ・クハンサイレスキューセンターで、シロサイのヴィクトリアで妊娠していると確認しました。
南の雄シロサイから得られた精子を用いて人口的に行われた妊娠は、とても画期的な出来事でした。
南シロサイの遠い亜種である北シロサイを遺伝的に回復させるための科学的知識を開発したのです。
地球に残っている雌の北シロサイは2頭だけなのです。
「人口受精によるこの妊娠の確認は、私たちにとって歴史的な出来事でありますが、北シロサイを救うための努力の成果における重要なステップでもあります。」とサンディエゴ動物園研究所の生殖科学所長であるバーバラ・デュラント博士は語ります。
「精子は優れた運動性があり、処置はうまくいきました。」
私たちは妊娠が起こった事にとても興奮していますが、北シロサイの赤ちゃんが、健康に生まれてくる本当の成功を宣言するまでには、長い時間があります。
サイの妊娠は16~18カ月間続き、ヴィクトリアの受精は3月22日に起こりました。
これは、スーダンの絶滅危惧種から戻すための解決策になるかもしれません。
ヴィクトリアは、2015年11月に南アフリカの私有地からサファリパークに移された6匹の雌の北シロサイのうちの一つです。
サイの人口受精はあまり試みられたケースがなく、過去にこの方法で生まれたのは数を数える程です。
胚がたったの数週間であるにも関わらず、妊娠を確認出来たことはとても重要なことであり、動物のケアスタッフは、これらのサイと関係を深めてくことが必要であります。
ヴィクトリアの定期的な共同超音波検査を通じて、私たちは今まで為されたことがないサイの妊娠経過のデータを収集するでしょう。
もしヴィクトリアが胎児を保つことが出来れば、2019年の夏に、ニキータ・カーン・サイセンターで、初めてシロサイが生まれることになります。
北シロサイの生産を最終的に達成するためには、いくつかのステップを実行することになります。
初めのステップは、北シロサイのゲノムを配列し、最も近い関係のある南シロサイから遺伝的多様性の範囲を明らかにすることです。
もう一つのステップは、サンディエゴ動物凍結研究所で12個の北シロサイから保存されている細胞を、精子と卵に発達する幹細胞に変換する必要があります。
ジーン・ローリング博士のスクリップ研究所で、2011年に公表された経過を細かく記載されたものと一緒に、成功した過程が開始されました。
南シロサイの人口受精、体外受精、肺移植を含む生殖の選択は、北シロサイのための代わりとして提供することが可能であります。
サイの生殖システムはとても複雑です。
まだ多くの学ぶことがあります。
これからたくさんの課題がありますが、研究者らは、北シロサイが10~15年の間に、これらのプロセスによって生まれるであろうと前向きであります。
この方法で、絶滅危惧種のスマトラとジャバのサイを含む他の種にも応用することが出来るでしょう。
私たちは、すぐにスーダン絶滅しそうな種を救い、地球上に残された絶滅危惧種の残りを守ることが出来ることを願っています。
World Animal News元記事⇒Breaking News Announcement! There is Hope For The Almost Extinct Northern White Rhino; A Female Southern White Rhino Was Impregnated & A Baby Is On The Way!
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