• 2018年 4月 21日

マンハッタンにある猫の収容所でインフルエンザが大発生

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感染症は生物であれば避けては通れない病気です。

鳥や犬、猫、ネズミ・・・様々な動物に関係する感染症は非常に怖いものです。

アメリカのコーネル大学獣医学部では「マンハッタンにある猫の収容所でインフルエンザが大発生」という表題でweb記事を書いています。

以下、翻訳文です。

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2016年12月

ニューヨーク市保健局は、マンハッタンの避難所に飼われている猫に鳥インフルエンザA・H7N2が最近検出されたことについて、報告をしました。

これは、猫に鳥インフルエンザが発生した最初の事例で、このウイルスが見つかった2006年以来の初めてのことです。

このウイルスに感染した約45匹の猫の多くは、無気力、食欲不振、目・鼻汁、くしゃみ、そして咳を含む比較的軽度の臨床的な症状を経験したあとに、回復すると見込まれています。

一匹の猫は、複数の健康問題があり、肺炎を起こし安楽死させられました。

このウイルスはニューヨーク市にある動物ケアセンター(ACC)のシェルターに関係した動物や人間、には検出されていません。

このウイルスは、水やフードボウル、おもちゃ、トイレの表面など直接接触することで、呼吸分泌物を介して猫から猫へとかなり伝染しているように見えますが、現時点では、猫から人への感染の証拠はありません。

多くの警告により、保険当局は、病気の猫が顔をなめたり、インフルエンザのような症状を示す猫を抱いたりすることをやめるように提案しています。

これは、免疫系が損なわれた人にとって特に重要です。

2016年11月12日にインフルエンザのような症状だったACCから引きとった猫は、他の猫から隔離され、すぐに動物病院に連れていかれました。

獣医は事務所で他の猫への感染を防ぐために、H7N2に感染の可能性について知らせるべきでした。

現在、このインフルエンザウイルスのワクチンは提供されておらず、特別な治療法もありません。

感染した猫の中には、二次的な細菌呼吸器感染を防ぐための抗生物質や、正常な水分補給の維持の点滴などを含めた協力的な療法を受ける場合もあります。

4日以内に臨床的な兆候が見られた猫は、H7N2の検査が推奨されるかもしれません。

現時点では、ACCのみに収容された猫での、H7N2の大発生のようである。

しかし、他の猫に広がる可能性があることをを考慮すると、獣医学コミュニティと保険医療部門は警戒をしていて、より多くの情報が入手可能になるように期待されています。

猫から人への感染リスクは低いとされていますが、11月12日以降にACCから猫を引き取り、インフルエンザのような症状を示している場合は、ニューヨーク市保健機構(866-692-3641)に連絡をし、テストと管理に関するアドバイスを受けて下さい。

コーネル大学元記事⇒Influenza Outbreak Among Shelter Cats in Manhattan

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トップ・アイキャッチ画像引用元:PhotoAC j***********************mより

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