人間同様、動物も生きていれば病気をすることがあります。
猫の世界では「猫伝染性腹膜炎(FIP)」という不治の病があり、獣医師、研究者、飼い主も猫自身と同様頭を抱えています。
アメリカのニューヨーク州にあるコーネル大学の獣医学部では動物の健康情報についてweb上にコラム、ブログを掲載しています。
「もうすぐ猫伝染性腹膜炎(FIP)治療が現実になるかも!」という表題で情報を発信しています。
日本語で訳しましたのでご覧下さい。
以下、翻訳文です。
2016年5月
我々は、現在治療法がないとされている、猫にとって致命的な猫伝染性腹膜炎(FIP)に効く抗ウイルス薬の使用を調査した最新の研究の結果に喜んでいます。
カンザス州立大学、ウィチタ大学カリフォルニア大学デイビス校の研究者らは、FIPに感染した8匹の猫に薬物XXXを投与しました。
8匹のうち、6匹が生存したのです。
研究室の検査では、これら猫の臨床的改善に対応するいくつかの病気指標の進歩が見られました。
この結果はXXXが感染した猫にウイルスが複製するのを阻止し(新しいウイルスを作成する)、そして試験した用量で、比較的安全であることを示唆しています。
まだ多くの研究が行われる必要がありますが、これらの結果は奨励的であり、この恐ろしい猫の病気に対して実行可能な治療の将来性を期待しています。
コーネル大学獣医学部、猫の健康情報元記事⇒FIP treatment might soon be a reality
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