減量に成功!ダックスフンドの肥満ヴィンセント君、生活を楽しむ

「肥満」・・・。この言葉を聞くだけでドキッと冷やせ汗をかくのは私だけでしょうか？

人間も肥満に悩まされる人は多いですが、ペットも同様です。間違った飼い方、エサのあげ方をしてしまうとペットの体調をも崩し、健康を損ねてしまう事態になりかねません。

アメリカのニュースサイト、HUFFPOSTでは減量に成功したダックスフンドの記事を掲載しています。

以下、翻訳文です。

今は痩せのヴィーニーとして、過ごしています。

以前は肥満だったダックスフンドは２１パウンドも落として、新しい家に身を寄せる準備をしています。

ＣＮＮによると、彼の飼い主が亡くなりテキサス州ハリス群動物シェルター8か月前に来て、体重が３８ポンドあったのです。

ほとんど歩けなかった小さい犬とっては、とても重い量でした。

肥満のビンセント

「肥満のビンセント」として知られる7歳の犬は、コレステロール値が高く、深刻な健康上の問題をかかえ、大変危険な状態でした。

ヴィンセントにとって幸運なことに、ヒューストンの犬レスキューグループＫ－９エンジェルズのメアリー・ティプトンがヴィンセントのいる避難所にいました。

彼女はオンラインにこの巨大な犬の写真を載せ、ダックスフンド救助隊のメリッサ・アンダーソンが15分以内に彼女に連絡をしてきました。

この子犬を引き取り、フィットネスの旅を案内しました。

彼女は9月からヴィンセントの冒険をフェイスブックにて記録しています。

彼のダイエット計画は、新しく健康的な食事制限、長い散歩、さらにアンダーソンのプールでのエアロビクスも含まれていました。

始めのうちは容易ではありませんでした。

アンダーソンがファーストフードがいけないのだと疑い、ヴィンセントの“解毒”作用だったのです。

そして彼女がヴィンセントを散歩のため外を歩くと、通りすがりの人は、ヴィンセントの体型をみて、彼女が犬にひどいことをさせてるように、悪く言う人もいました。

現在は、ヴィンセントは歩くことが大好きで、もっと楽しく取り組んでいます。「彼はとても愉快で、面白く、幸せな男です。」とアンダーソンはＣＮＮに語りました。

痩せのヴィーニー

この子犬には、「痩せのヴィ―二―」なんていうあだ名もつけられています。

ＡＢＣ６によると、彼はまだ養子になっていませんが、Ｋ－９救助隊はそのほかにも養子になるのを待っているたくさんのかわいい犬たちをウェブサイトに載せています。

多くの犬はヴィンセントのように肥満になる犬はいませんが、肥満は犬、猫にとってよくある問題です。

ペット肥満予防協会は、米国の犬の１７．６％が肥満で、３６％は太りすぎであると２０１４年に推定しました。

猫の数値もあまりよくなく、２８．１％が肥満で、２９．８％は太りすぎです。

飼い主の多くは、ペットの体重が増えすぎてることに気づいていません。

飼い主はペットの肥満に気付きにくい？

「獣医がペットの体重を減らす必要があると言っても、飼い主はそうは見えないので、信じがたいのです。」と、ジョージア大学の獣医学部、臨床研究担当ディレクター、スティーブ・バスバーグは、ＡＰＯＰ発表で述べています。

ですが、ある人は、ペットが多少太っていたほうが、かわいいと思う人もいます。過剰な体重は、糖尿病、高血圧、および関節炎のような重大な健康上の結果につながる可能性があります。

明るい希望は、肥満のヴィンセントでも体重を落とすことが出来たのですから、あなたのペットも間違いなく可能だということです。

記者　ヒラリー・ハンソン

まとめ

肥満であってもそれは悪いことではありません。しかし、そこに「健康」というキーワードを当てはめてしまうと考え方は異なるでしょう。

ペットであれば、なおさらです。

管理はペット自身でなく、飼い主がすることですから・・・。

HUFFPOST元記事⇒‘Fat Vincent’ The Dachshund Slims Down And Loves Life

関連記事

・商品ではなく「ペット」として動物を取り扱う画期的な法をカリフォルニア州が初承認！？

・アメリカにおける「ペット虐待」、「DV（ドメスティック・バイオレンス）」の現状

トップ・アイキャッチ画像引用元：PhotoAC makotomoさんより