あなたは飼っている猫ちゃん・ワンちゃんのことをどれだけ知っていますか?
人間と一緒に暮らすペットの中でも非常にメジャーである猫・犬ですが、私たち人間の間では常識ではない情報がまだまだあるようです。
猫・犬にまつわる言い伝えやエピソードは数多く存在し、語り継がれますが、特に「雑学」や「知っておいた方が良い情報」は積極的に取り入れるべきだと私は思います。
今回は人間の間ではあまり知られていない情報をピックアップします!
犬は感じるが猫は感じない味覚
「味」というものは食事をする上で非常に大事なものになってきます。
人間でいうと甘味、辛味、苦味、酸味、塩辛い、旨味などの「味覚」がメインとして存在します。
この味覚がなかったら食事がおいしくなく、食べる気力も無くなるでしょう。またこの食材が腐っていて体に入ると毒かどうかという判定も味覚は重要な役割を果たしていると言えます。
犬を飼ったことがある方は知っているかもしれませんが、犬は甘いものが好きなことがあります。
私も犬を飼っていましたが、フルーツやアイスクリームを平気で食べていました。というか気づいたらむさぼりついていたという方が正しいかもしれません。
最初は甘いものを食べたりしたら何かの中毒になって死んでしまうのではないか!?と心配になりましたが、どうやら犬は「甘味」を感じるのでケーキやアイスクリームのようなものも好きなんだそうです。
その一方で猫は「甘味」を感じる細胞がないと言われます。
猫は人間と共に暮らすことがなかった時代は基本「肉食」だったので、「甘味」を持つ必要がなかったということです。
逆に肉が腐敗しているかどうかがわかることが大事ということで「酸味」を感じる細胞が発達したと言われます。
猫は人間を〇〇と思っている
猫と長い時間一緒にいるとふと「この猫は私のことどう思っているのだろう?」と不思議に思うことはありませんか?
私はしょっちゅう思います。私の実家では犬も飼っていれば、猫も飼っていた経験がありますが、外の庭で飼っていたペットが家の中に入ってくると祖母が「ここは人間様の屋敷だからあんた達の入るところじゃないよ!!」と言っていることがありました。
しかし最近の研究では猫はどうやら飼い主のことを「大きい猫」と思っているということがわかり始めています。
「随分大きい猫だニャ~。早くエサくれニャ~。」と思っているのです。猫にとって人間は「大きくてエサをくれる猫」という認識だそうです。
どうやらこれは猫の行動からわかるようで、よく猫は甘える時に手を「フミフミ」と握るような仕草で甘えてきます。
その行動は親や同種の信頼感のある動物にしかすることはなく、人間にそれをするということは同じ猫だと思っているという証拠だそうです。
犬と猫の記憶
アメリカのミシガン大学というところで行われた犬と猫の記憶実験というのが面白いです。
①まずは複数の箱を並べて、ランプが点灯した箱の下にだけ食べ物があることを犬、猫に記憶させる
②ランプを短時間、消灯
③犬・猫が食べ物のある箱にたどり着けるか・・・という実験です。
結果、犬は5分!!猫は16時間!!という記憶力の差が出たというから驚きです。
もちろんこの実験で犬が猫より劣っているということではなく、犬は反復練習が記憶するのに適するらしく猫は単独で行動することが多い分、少しだけ記憶が残りやすいんだとか・・・。
しかしそう考えると人間の脳は発達していますね。
何十年前のことを覚えている人もいますし、学習能力も他の動物に比べたら秀でています。
猫や犬が引っ越しなどで新しい環境になじむことが比較的容易にできるのは「記憶」がそんなに長い間続かないからでしょう。悪いことは忘れられるのも案外うらやましいかもしれません(笑)
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