ペットに対するお金の使い方

犬や猫を飼っていると、トイレシートや消臭剤、掃除道具等、見えない物に対する出費が多々あります。

飼う前に、お金はいくら位かかるものなのかと計算していても、いざ買ってみるとはるかに上回る金額が財布から出ていってしまったという経験をお持ちの方は少なくない筈です。

今回は、ペットを飼う上で上手にお金を使う方法を紹介します。

トイレシートの質は価格で決まる

犬や猫を飼う上で必要不可欠のアイテムがトイレシートです。

同じサイズでも1枚3円程のシートから50円以上するシートまで、種類は様々です。

同じシートにも関わらず、値段が違うには機能に違いがあります。

例えば、ペットショップやホームセンター等で売られている最安値のシートは、ペットの尿を吸収する事のみを目的として作られています。

その為、長時間家を留守にする家庭や、嗅覚が優れている方がいる家庭には不向きと言えます。

しかし、外出する事が殆どなく、こまめにトイレ掃除が出来る方には、これ程安くて良い品はありません。

対して、ペットショップや通販等で売られている高価なシートは、ペットの尿を吸収するだけでなく、消臭効果や強い吸収力、繰り返し使う事の出来る物まであります。

これならば、匂いにうるさい、犬や猫も快適に過ごす事が出来ます。

トイレシートはご自身のライフスタイルに合わせて購入すると、芳香剤や消臭剤等、余分な出費を抑える事が出来る為、オススメです。

病院選びは納得するまで続けましょう

可愛いペットだからこそ、健康に長生きをしてもらいたいですね。

しかし、ペットも年齢を重ねれば、体の様々な箇所から不都合が出てきます。

そうなれば、我々飼い主はペットを動物病院へと連れて行くでしょう。

検査や手術、リハビリ等、保険が利くと言っても、決して安い出費ではありません。

そこで気をつけたい事が、病院選びです。

家族同然に接してきたペットが病気にかかれば、誰しも冷静さを欠いてしまいます。

そんな心の隙間に、悪い病院は付け込んで来るのです。

しかし、体調の悪いペットを連れ、病院を点々とする事は不安に感じてしまう事でしょう。

そうならない為にも、混合ワクチンの接種等、ペットが元気な時にチェックして頂きたい事があります。

それは、ペットの獣医さんに対する態度です。

ペットにも様々な個性がありますが、獣医さんが優しい声で丁寧に扱っていてもペットが怖がってしまう場合があります。

動物は人間の様に、初対面の相手に対し、お世辞を言ったり、嘘をついたりしません。

この様な反応をペットが示した時は、「危険な相手」と認識したからと言えます。

最近の動物病院の多くは、人間とペットが快適に過ごせる様、取り組んでいます。

ペットの為に有意義なお金を使うには、まず、ペットの反応を見てあげる事が大切です。

ペットの先祖は何を食べて生活していたかを知る

ドライフードやウェットフード等、様々なペット用食品が売られていますが、皆さんはその原材料をご覧頂いた事があるでしょうか。

原材料は、使われている原料が多い順に材料が表記されています。

例えば、猫のドライフードで穀類と最初に表記されているものは、穀類が1番多くそのフードに含まれているのです。

ここで注意して頂きたい事が、ペットの性質です。例えば、猫は小動物を捕食し、生きてきました。

その反面、とうもろこしや米などの穀類をあまり食べてきませんでした。

つまり、穀類が多く原材料に使われているフードばかりを与える事は望ましくないという事です。

穀類は肉類に比べ、安価な為、フードの値段を抑える事が出来ます。

その為、我々、購入する立場の人間は手にしてしまいがちですが、先祖代々、あまり食べて来なかった物を食べ続けていると、思いがけない病を患う可能性が高まる為、多種多様なフードを与える事をオススメします。

ペットに病気になられ、多額の医療費を払う事に比べれば、ドライフードの金額を上げる事は大したリスクではない筈です。

可愛いペット達と過ごす為、お金は大切に使う必要がありますが、あまりに節制をしてしまうと思いがけない所で多額の出費をしてしまう事があります。

ペットにお金を使う際には、メリハリをつける事が良いでしょう。皆さんの参考になりましたら幸いです。

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