動物が好きで、いつかはペットブリーダーになりたい、と思ったことはありませんか?動物に毎日囲まれて仕事ができるのはうらやましい、なんて思うこともありますよね。
そこでここではペットブリーダーになるために必要な資格はあるのか、メリット、デメリットなどもご紹介します。
ペットブリーダーの仕事とは?
ペットブリーダーは犬や猫の繁殖などを手掛ける仕事です。
基本的にペットショップなどにいる犬や猫はペットブリーダーにより生まれています。
ペットブリーダーは犬種、猫種の性格を理解し、清潔な環境を維持しながら、出産、生まれた犬を育てなければいけません。
また病気などの時は的確な判断をし、動物病院を受診します。
ペットブリーダーは犬猫全般の知識、病気について、交配による遺伝病の知識など幅広い知識を必要とする職業です。
繁殖させるだけでなく、ドッグショーへの参加、展覧会などに参加します。
他のペットブリーダーなどと交流し、新しい品種改良をしたり、遺伝病を予防するための努力もしています。
ペットブリーダーのやりがいとは
自分が愛情をかけて育てた犬や猫たちが元気に巣立っていく姿はペットブリーダーのやりがいにつながります。
家族のもとで愛され大切に暮らしているとなれば、手塩掛けて育てた子ならなおさらうれしいですよね。
さらに、出産や母犬の子育てなど、新しいのとの誕生を間近に感じることができます。
ペットブリーダーは毎日ほとんど休みもなく、動物と一緒に生活する環境ですが、動物が大好きな人にとっては幸せな時間になるでしょう。
大変なこと、つらいこととは?
ペットブリーダーは犬や猫とほとんど一緒に過ごすお仕事です。
出産時などはいつ陣痛が来るかもわからないので寝ないで母犬、母猫の様子を見てあげることも必要です。
さらに母犬、母猫の育児放棄の時は生まれた赤ちゃんのミルク、排せつなどの世話などもやらなくてはいけません。
ペットブリーダーは清潔な環境で動物たちを育てなければいけません。
ケージ内の掃除、排せつ後の掃除なども毎日しなければいけないので、動物が好き!というだけでは続けられません。
犬が病気になった時は動物病院を受診し、看病します。
疲れたからお休みしますなんてことはなかなかできません。
廃業になってしまったとなると何頭もの動物が行き場を失ってしまいますので、責任を持って育てていかないといけないのです。
ペットブリーダーになるためには
ペットブリーダーになるために、必要な資格はありません。
とくに学歴なども問われないので、必要な知識を持っていれば「ペットブリーダー」になることができます。
ペットブリーダーは動物を扱う仕事なので「動物取扱業の届出」を提出します。
必要な資格はないものの、動物の知識や病気、繁殖などの知識は必要なので、ペットブリーダーとして活躍している人に弟子入りして知識を学んで独立するのが一番多いです。
まとめ
可愛い動物と一緒に暮らしながら働けると思うと、動物が大好きな人には嬉しい仕事かもしれませんが、大変な仕事でもあります。
命を扱う仕事なので、その分責任も付きまといます。命を守り、新しい家族のもとに繋ぐ素晴らしい仕事です。
つらいことなどもあり自分に向いているか分からないときは活躍しているブリーダーに弟子入りして自分に合うかどうか試してみてもいいかもしれません。
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