色鮮やかな熱帯の鳥、オウム。
人間の言葉をしゃべったりする印象が強く、飼ったら面白そうだなって思いますよね。
でも、言葉をあやつる人形ではなくて、あくまでも生きているものなので、面白そうだと思うだけで飼ったらいけません。
飼い方をきちんと把握して、値段も調べ、できそうだと判断したら購入するようにしてください。
それでは、オウムの飼い方や値段などをご紹介します。
オウムの値段
オウムの値段は、1万円~200万以上と種類によって、ピンからキリまであります。
このうちの何種類かのオウムの値段をご紹介しましょう。
・オカメインコ
最も飼いやすく、一般的なのがこのオウム。インコという名前がついていますが、実際はれっきとしたオウムです。
お値段は、1万~5万円。
・白色のオウム
白色のオウムといっても、オオバタン、キバタン、タイハクオウム、シロビタイムジオウム、テンジクバタンなど、さまざまな種類があります。
ブリーダーから購入するのが一般的で、お値段も非常に高く30万円~120万円ほどかかります。
・クルマサカオウム
世界一美しいと言われ、言葉もよく覚える賢いオウムです。
ただし、声は大きく、夜明けや日没時に、絶叫する習性があるのでご注意を。
また、他のペットの鳴き声をマネすることも、よくあります。
お値段は、100万円程度。
オウムの特徴
オウムは寿命が長く30年~50年ほど生きることができます。
ただし、日本ではオウムを飼うことは難しいため、早くに死んでしまうことも多いそうです。
適切に飼うことができたら、長生きできる生き物ですので、万一、自分が死んでしまった場合に、世話をひきついでくれる人を探しておくと安心です。
基本的には、昼行性ですが、種類によっては夜行性の場合もあります。購入する前にしっかりと確認しておきましょう。
また、オウムの一番有名な特徴としては、おしゃべりするということですよね。
自分で、意味を理解してしゃべっているというよりは、人のモノマネをしているようです。
何度も繰り返ししゃべってあげたら覚えます。
うまくしゃべることができたら、ほめてあげましょう。
ほめてもらえたら、気分がよくなって、何度もしゃべるようになります。
ただし、うまくしゃべらないからといって、叱ったりするのはやめてください。
オウムにとってストレスになります。
おしゃべりさせようとやっきにならない方がよいでしょう。
あくまでも、あなたもオウムも楽しめる程度に、気長に、練習をさせましょう。
鳴き声が非常に大きい種類のオウムもあります。近所迷惑になりますので、防音対策などはしっかりとしてください。
オウムの家
オウムは体長が大きいため、室内でゲージで飼うというよりは、外に小屋を立てて住まわせてあげる方がいいかもしれません。
室内でしか飼えないという場合には、かなりの大きさのゲージを用意してあげてください。
また、ときどき、ゲージから出してあげて、室内を飛ばせてあげることが大切になってくるでしょう。
ゲージの場合も、小屋の場合も、防音対策はしっかりとしてください。
特に、外の小屋で飼う場合には、防音対策を厳重にしておくことが大切です。
また、保温器具もそなえつけてあげてください。オウムは寒さに弱い種類がけっこうあります。
ゲージや小屋の中には、大きめの巣箱、または、つぼ巣を用意してあげましょう。
止まり木も必要です。
ゲージや小屋の中央付近に、置いてください。場合によっては、大きな木を植えてもよいでしょう。
水入れは中身がこぼれにくいものを選びましょう。エサ入れは食べやすいところに設置してあげるといいでしょう。
おもちゃなども入れてあげると喜びます。
オウムのエサ
オウムは基本的には雑食です。
専用のペレット(フード)をあげるといいでしょう。
水分が多い野菜、ネギ類、チョコレート、カフェイン、ほうれん草やブロッコリーなどは、与えるのを控えましょう。
まとめ
鳥の専門の動物病院を探しておくことも大切です。
犬やネコの病院ほど簡単に見つからないので、飼う前に探しておくようにしましょう。
オウムに限らず、どんな生き物でもそうですが、生きているものを飼うということは非常に、責任を伴います。
少しでも長く幸せに生きてもらえるために、しっかりと準備をしてあげてください。
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